アメリカ軍基地のおかげ?[途中公開、加筆予定]
予想以上に執筆時間が長くなりました。途中公開といたします。
加筆予定です。稲城市以降
アメリカ軍は以下米軍として記載します。
都道府県別の全ての米軍施設規模と都道府県別の米軍施設 - Wikipedia
在日米軍基地の一覧
かつて存在した在日米軍基地一覧
Category:かつて存在した在日米軍基地 - Wikipedia
米軍基地といえば沖縄の基地問題が有名ですね。今回は東京都と神奈川県の米軍基地について取り上げます。※沖縄もしくは地方または東京島しょの米軍基地については除外します。
結論から言いますね。 日本のまちづくりが超下手ということです。広場のない狭い駅前、緑地が殆ど無くて公園もない、住宅密集しすぎ。鉄筋コンクリート3階建て庭なし5000万円住宅が当たり前の状況。おかしいですね。庶民が良く買えますよねー。一戸建てだけでなく高層マンションとか。※これ以上言いたいですが抑えます。
反論として日本の住居の一軒あたりの平均床面積は世界第5位だろとか言う人が居ると思います。確かに床面積は広いかもしれません。でも庭の広さ、家の使いやすさ、自然と戯れる、隣家との距離、道の広さ、バルコニーやベランダの広さ、騒音問題や近所迷惑等とか勘案してますか?これらの組み合わせで見ないといけませんよ。床面積が広ければ良いわけではありません。
例えば住みたい街ランキング上位の街並みを見ると気持ち悪くなってきますね。密集しすぎて
米軍基地の返還が昭和40年代以降または平成に至るまでのところは、憩いの場所、防災拠点、公園、文京施設などになっています。良く利用される方が実は多いのでは無いでしょうか?もし米軍基地が戦後直ぐに返還されていたら今述べた施設等は生まれなかったのではないかと思います。皮肉にも米軍が首都圏の広大な土地を守ってくれたと言えるかもしれません。本当は悲しいことです。※私は早く土地返せよと思いますが。
返還された主な場所を見てみましょう。
東京都
返還された場所で面積の大きい場所だと立川飛行場約5,732km²、調布飛行場約2,036km²、グランドハイツ約1,831km²となります。順番に考察してみます。
そして立川広域防災基地があります。首都圏における大規模災害時における大切な拠点です。もし米軍基地が無かったら、この拠点もつくれなかったのかといささか疑問に思ってしまいます。
現在の基地も広大な跡地によって住宅密集地の緩和に繋がっていると思われます。
昔の立川飛行場
現在の旧立川飛行場
都営コミューター空港、味の素スタジアム(東京スタジアム)が有名です。
そして公園やグラウンド等があります。こちらは都内では貴重な運動施設がありますね。なんだかんだこういう施設を建てるとしても土地収用に時間がかかりそうかと思いますね。
昔の調布飛行場
現在の調布飛行場
グランドハイツ
都立光が丘公園が有名です。他に図書館、体育館、テニスコート、野球場を備えるなど人々の憩いの場となっているみたいです。なんといっても光が丘団地があります。団地と言っても当時はかなりオシャレな団地だったとも言われてました。
余談ですが少子高齢化の影響で8校あった小学校が5校になっています。
調べてみましたが、年少人口10.69%、生産人口60.20%、老年人口29.11%でした。予想以上に高齢化しててビックリです。
細かい結果をonedriveにてexcel型式で載せます。
昔のグランドハイツ(米軍が在住の頃)
昔のグランドハイツ(返還寸前)
現在の旧グランドハイツ(光が丘)
稲城市にあります。
現在の多摩サービス補助施設(青丸で囲った場所)
参考程度に御覧ください。
現在の基地等一覧(15ヶ所)
面積は(在日米軍が専用で利用している施設、日米地位協定2-4-(a) 日米共同使用施設)です。
都道府県別の全ての米軍施設規模と都道府県別の米軍施設 - Wikipedia
東京都(6ヶ所)13,211m²
赤坂プレスセンター - Wikipedia→事務所(星条旗新聞社、宿舎、ヘリポート)
多摩サービス補助施設 - Wikipedia→ゴルフ場、キャンプ場、野外スポーツ施設等
ニュー山王ホテル - Wikipedia→会議及び宿泊施設
府中通信施設 - Wikipedia→通信(事務所、通信施設)
横田飛行場 - Wikipedia→飛行場(滑走路(3,350m×60m)、住宅、学校、事務所等)
大和田通信所→通信(通信施設)
神奈川県(12ヶ所)18,183m²
浦郷倉庫地区→倉庫
埼玉県(1ヶ所)2,033m²
所沢通信基地 - Wikipedia→通信基地
※参考千葉県(1ヶ所)2,102km²
※参考沖縄県229,245km²
面積に占める米軍基地の割合
東京都0.739%
合計1786.77km²(合計2,190.90km²-島しょ404.13km²)
神奈川県0.752%
合計2,415.86km²
資料編 3.神奈川県の市町村データ 面積,就業者数 - 神奈川県ホームページ
埼玉県0.054%
合計3767.92km²
https://www.pref.saitama.lg.jp/a0206/a350/documents/606873.xls
※千葉県0.040%
合計5,157.64km²
※沖縄県10.09%
合計2,271km²
返還基地等一覧(関東計16ヶ所)
東京都(8ヶ所)
グラントハイツ - Wikipedia→住宅、公園、小学校、中学校、高等学校、水道施設、清掃工場、道路ほか
山王ホテル - Wikipedia→所有者に返還
立川飛行場 - Wikipedia→国営公園、広域防災基地、道路、変電所、ガス供給施設、運動場、モノレール車両基地、市役所ほか
調布飛行場 - Wikipedia→道路、養護学校、飛行場、市民スポーツ広場、大学ほか
東京兵器補給廠 - Wikipedia→公園、道路、養護学校、療育園、福祉施設
大和田通信所 - Wikipedia→高等学校、住宅、商業施設、水道施設、道路、公園、電車基地、警視庁教養訓練施設ほか
神奈川県(6ヶ所)
米陸軍出版センター→県立住吉高校、市立中原平和公園
横浜ベーカリー→所有者に返還
横浜チャペルセンター→横浜公園
米陸軍医療センター→県立相模大野高校、住宅、複合文化施設等
横浜海浜住宅地区→商業施設、住宅、下水処理場等
新山下住宅地区→市営及び公団住宅
海軍兵員クラブ→ベイスクエアよこすか
大観山通信施設→民有地は所有者に返還、県有地は県有林
横浜冷蔵倉庫→道路等
神奈川ミルクプラント→保育所、公園等
小柴貯油施設→検討中
富岡倉庫地区→検討中
深谷通信所→検討中
上瀬谷通信施設→検討中